キタハタエミの電子手帳

忘れやすい私のメモ帳(どこでも見れる)

六道の辻のこと

6/29付のウォーカープラス様の記事にて「夫のみた幽霊⑤高架下のエイリアンズ」をご紹介頂いております。

仙台にかつて存在した「六道の辻」跡は実は…という話です。

この話、出典の確認が取れなくてお蔵入りにしたエピソードがあります。

”かつて辻に存在した六体のお地蔵さまはいたずら好きで、通りかかった人々を夜な夜な驚かせてはクスクス笑っていたらしい”というエピソードです。

六道の辻について教えてくれた当時の職場の方が、仙台の怪談か民話の書籍か何かでそんな話を読んだ気がするとおっしゃっていて、漫画にするにあたって市内の図書館をいくつか回って調べたのですが、そのようなお話が載っている本は見つからず…。

一般的な言い伝えではなく誰かの創作である可能性もあったので、そのエピソードは漫画にはせず、明るい幽霊のカップルだったのだろうというオチにしてあります。(営業さんの”お地蔵さまのパトロールだったのかも”という台詞にお地蔵さま疑惑を残しつつ…。)

カップルも、実際は私の描いた漫画よりも数倍は明るく陽気なギャルとギャル男、といった印象だったそうです。

実際のところは、どなただったんでしょう…。

 

現在、8話のネームをしています。8話を書き切ったらこのシリーズはいったん閉じる予定でいます。(漫画に描けるような未消化エピソードが無くなるので…)

しかしながらネームを修正しても、現在50p弱のボリュームになってしまい、インスタだと最長10pしか一度にUPできないのであと5、6回分は幽霊シリーズが続いてしまうと思います。

 

エッセイ漫画は遡って過去のことを描いているのですが、とても辛いことがあり、それを描かなければいけないのでネームの段階で何度も泣いています。

世相が暗い時期に悲しい話を読んで頂くのは申し訳ないのですが、最後まで読むと救いのある話になっていますので、もう少しお付き合い頂ければ幸いです。